セネガル観光ビザの取り方

2013年7月からセネガル入国の際にビザが必要になりました。
なのでセネガルに来られる際には、事前にビザ(査証)を申請する必要があります。

今回はビザの取り方の前に「そもそもビザとは何なのか?」から書いていきたいと思います。


パスポート

海外に行かれる際に必ず必要になるものは「パスポート」です。
これは日本を出る際に必ず必要になるものなので、パスポートがないと外国に行く事は絶対に出来ません。

ビザや航空券を取るにはパスポートが必ず必要なので、まだパスポートを持っていない方はパスポートを取得してからビザを申請する流れとなります。
パスポートは2週間程時間が掛かるので早めに申請をされる事をお勧めします。




パスポート。日本を出国する時には誰でも必ず必要


そもそもビザとは何なのか?

(ここでは全て観光ビザについて書いていきます。)

ビザとは自国(日本人からしたら日本)以外の国に入国する時に必要な「入国許可となる書類」の事。

要するに他国に入国する時に必要になる書類の事です。


ではビザはどこで取れるのでしょうか?
基本的にビザは日本にある各国の大使館で取得できます。
セネガルであれば東京にあるセネガル大使館です。


日本には外国の大使館が沢山あり、そこでビザを取得することができます。
ビザは申請の際にビザ代金とパスポート、書類を記入することで取得できます。
申請が降りるとパスポートにビザを貼ってくれるので入国の際にはパスポートにあるビザを見せれば大丈夫です。


パスポートだけ持っていてビザを持っていない場合、日本を出国できたとしても他国には入国できなくなるので、例えばセネガルに着いたとしてもそのまま飛行機で日本に帰らされることになります。



ビザの事については色々なサイトで細かく書かれているので、参考にしてみてください。
ビザ(査証)について→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%BB%E8%A8%BC


セネガルビザについて

それではここからは「セネガルビザ」について書いていきます。

セネガルビザは基本的にオンラインでの申請になります。
なので、東京のセネガル大使館に行く必要はありません。


また、少しややこしいのですがオンラインで申請し、書類を記入・ビザ代金を支払った後は、セネガルの空港でビザが発給されます。
なので、申請だけ日本でして、ビザのスタンプはセネガルの空港でもらえるということです。


セネガルの観光ビザは3ヶ月間有効なので基本的にはこれで事足ります。

セネガルビザについては東京のセネガル大使館、もしくは大阪のセネガル領事館にお問い合わせください。
http://www.embassyin.jp/senegal/

電話での対応もしてくれます。


セネガル空港で気をつける事

セネガル空港でのビザですが、入国の際に賄賂を請求されるという事が起こっているようです。


本当は3ヶ月間あるビザが「金を払わないと1ヶ月分しか出さないぞ!」という事が言われるケースがあるようです。
日本大使館からもこのような事が起こっているから注意をしてくださいとの連絡をもらいました。


賄賂というと少し怖いイメージがあるかと思います。
まず、安心して欲しいのは、危害を加えられる事はまずないということです
相手も空港職員、もしくは警察官なので、賄賂(お金)を請求しても暴力を振るったりする事はまずありません。

彼らはあわよくばお金が取れればラッキー位に思っています。


万が一賄賂を請求されたら、まずは交渉してください。


交渉とは、
・「日本からちゃんとビザの申請をしてきた」という事を、英語、フランス語、もしくはジェスチャーで伝え抗議すること。
・日本の大使館に電話をしたいから電話を貸して欲しいということ。
・空港の外に日本人の知り合いがいるからお金は持っていないということをアピールする


ここまでやれば相手も引き下がるかもしれません。


もし、これでもダメな場合、もしくは何か危険を感じた場合は小額のお金をは渡すしかなくなります。


セネガルビザについてもしわからないことなどあれば「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡ください。


まとめ

セネガルビザを取る流れです。

1.パスポートを持っていない方はまずパスポートの申請を


2.こちらのページ(http://www.visasenegal.sn/fr/)にアクセスし、オンラインでセネガルビザの申請をする


3.セネガルのダカール空港でオンラインでビザ申請した事を伝え、ビザを発給してもらう(ビザはすぐにもらえます)


4.万が一賄賂を請求されたら、拒否。(どうしても入国してくれなさそうであれば賄賂を払う。)


5.セネガルに入国し、手荷物受け取り


このような流れです。

賄賂等のことも書きましたが、それほど特別な事ではなく、そんなに心配しなくても大丈夫です。
もし賄賂を請求されたとしても前述の通り、身の危険を感じるという事はありません。

しっかりとビザを申請していればビザが下りないという話も日本大使館からも報告を受けてないので、しっかりと余裕をもってビザを申請して下さい。
もし、万が一トラブルなどがあったら、入国後でもいいのでセネガルの日本大使館に相談しましょう。

セネガル人が行っているマラリア対策

「アフリカって病気が心配・・・。」
このように思われる方は多いと思います。

実際にアフリカでは日本にはないような病気が流行り、幼い子どもの命が失われている。といった事が起こっています。

しかし、全ての人がそうであるかと言えば、そうではありません。

私がそうであったようにセネガルに着いたら「あれ?意外とみんなちゃんと生活している。」と思われるかもしれません。
日本のテレビやニュースを見ているだけだとアフリカはまるで宇宙人が住んでいる所と思われがちですが、私達と同じように人々が家族で生活しています。


さて、アフリカといっても広いので、ここではセネガルの病気について書いていきます。
セネガルで気をつけなければいけない病気はやはり「マラリア」です。

マラリアはハマダラ蚊という蚊から感染するアフリカで感染率・致死率が高い病気です。
特に体力のない子どもや高齢者、病院に行く事のできない人は死に至ることもある病気です。

なので、マラリアに感染しない一番の方法は蚊に刺されない事。
夜はハマダラ蚊が活動する時間帯なので、夜の外出を避ける事、夜は虫除けスプレーや蚊帳の中で寝る事が大事とされています。


さて、ここまで書いてある事はどこのサイトにも書かれています。
ここからは実際にセネガルの人たちがどのようにしているか書いていきます。


ダカールの少し外れの市場

まず、マラリアの事を心配しながら生活しているセネガル人は皆無です。

田舎の人達は蚊帳の中で寝ている人もいますが、夜も普通に外出していますし、虫除けスプレーを付けている人はほとんどいません。
これは単に知識がないからとも考えられますが、マラリアの事を知ってるかと聞くと英語を話せるような人は大体知っていました。


また、セネガルの首都ダカールは近年マラリアの感染が以前に比べると見られなくなってきたといいます。
ハマダラ蚊は主に田舎や農村地帯に生息する為、近年都市化が進み始めてきたダカールには住み着かなくなってきたことが理由だそうです。


マラリアは感染したら最後、死に至るもしくは後遺症が残ると思われがちですが、実際は高熱が出たらすぐに病院に行って治療すれば基本的には数日安静にしていればすぐに治るそうです。
日本人でも「何回もマラリアに感染したけど、入院もしないで病院で点滴を打ったらすぐに楽になったよ。」という人も沢山います。


マラリアは感染しない事が一番ですが、それ以上に、高熱が出た時にすぐに現地の大きな病院にすぐに行く事が大切です。
セネガルの首都ダカールには大きな病院もあるので、その点は安心出来ます。


日本人がマラリアで亡くなっているのは事実です。
しかし、その事実だけが先行し、実際にどのような状況なのかは、あまり報道されていません。



今回書かせて頂いた事は「アフリカでもマラリアや病気を怖がらなくても大丈夫!」というものではなく、しっかりとした予防をした上で、実際にセネガル人達はどういう風にしているか、万が一マラリアに感染したらどうなるか。を書かせて頂きました。



冒頭にも書いた通り、アフリカでも文化は違えど日本と同じように人々が家族と一緒に暮らしています。

あまり無責任な事は言えませんが、冒険旅行をするわけではないホームステイではマラリア感染の確率は低いです。
しっかりと対策をした上であれば、アフリカの病気もそれ程怖がる必要なありません。


アフリカの田舎

セネガルへの行き方 経由国・所要時間と航空券の取り方

「セネガルっていうけど実際どうやって行くの?」
と思われる方もいらっしゃるかと思います。

今回は日本からセネガルまでの行き方をご紹介させていただきます。

 

日本からセネガルへの行き方は主に2パターンあります。

・トルコ航空を利用するトルコ経由
・エミレーツ航空を利用するドバイ経由

トルコ航空

エミレーツ航空



他にもフランス経由などもありますが、トルコ経由やドバイ経由に比べると値段がかなり高くなるのでここでは割愛させて頂きます。
もし、フランスなどのヨーロッパ経由で行かれる方、日本以外の第3国からセネガルに行きたい方は個別でご連絡ください。
こちら→お問い合わせ

それではセネガルまでの行き方をご紹介していきます。


セネガルまでの所要時間

日本からセネガルまでの所要時間は片道約25時間〜48時間です。
なぜここまで所要時間に開きがあるのかというと経由地での乗り替えが早いか早くないかの違いなので、飛行機に乗っている時間は同じです。


ルート・経由地

日本からセネガルに行く場合、成田空港か関西国際空港から「トルコ航空」か「エミレーツ航空」を使うのが安くて便利です。
直行便はないので必然的にどこかの国を経由する必要があります。

トルコ航空を使う場合はトルコのイスタンブール、エミレーツ航空を使う場合はドバイが経由地になります。
それぞれ約2時間〜24時間経由地で乗り継ぎがあります。

10時間以上乗り継ぎ時間がある場合は航空会社が提携しているホテルに無料で泊まる事が出来ます。
ただ、経由地でのホテルについては予約の際に必ず航空会社に確認してください。


日本からセネガルの往復航空券代金

日本からセネガルの往復航空券は時期にもよりますが、18万円〜となっています。
この18万円には航空券、燃油サーチャージ、空港税、機内食、全て含まれた金額です。

航空券を安く探せるサイトはトラベルコちゃんエクスペディアSkyscannerなどが有名です。
良かったら参考にされてみてください。


どちらの航空会社がおすすめか?

トルコ航空とエミレーツ航空、どちらの航空会社もしっかりしていてとても良い会社です。
ただ、どちらかをお勧めするとしたら私はトルコ航空をお勧めします。

理由は単純に「安いから」です。
日程にもよりますが、基本的にトルコ航空はエミレーツ航空より1万円〜2万円程安いです。


ただ、セネガルまでの便はどうしても限られてくるので日程的にエミレーツ航空になる場合もあるかと思います。

エミレーツ航空の良い所は、サービスと座席、機内食です。
値段が高い分エミレーツ航空はサービス面でトルコ航空より良いです。

それはトルコ航空のサービスが悪いのではなく、エミレーツ航空のサービスが良いからで、世界の航空会社ランキングでもエミレーツ航空は上位にランクインされています。


少しはセネガルへの行き方のイメージが湧きましたでしょうか?

ご不明点などはお問い合わせフォームよりお気軽にご質問ください。

NHKでセネガルのダンスが紹介されました!

NHKのテレビ番組「地球イチバン」でセネガルが紹介されていました。
日本人の振り付けしair:manがセネガルにダンスのルーツを探しにいった旅。

テレビを観ましたが、セネガルの文化、人柄、ダンス、はテレビであったのと同じでセネガル人は本当にみんな親切で優しくてそして踊りが大好きな人達です。
あと、ご飯も紹介されていましたが、日本人の口に合います。

ダンスがあったお陰で戦争がなかったとテレビでも紹介されていましたが、セネガルの人たちは争いを好まず、他のアフリカ諸国に比べると治安も良く、政情も安定しています。
観光名所も多いです。

番組で本当にリアルなセネガルが紹介されていて感動しました!

テレビの詳細はこちら→地球イチバン

セネガルにあるピンクの湖「ラックローズ」をご紹介

今回はセネガルの首都ダカール近郊の名所「ラックローズ」をご紹介します!

ラックローズ、聞いた事のない方の方が多いかと思います。

 

そもそもラックローズとは何なのか?

 

ラック・ローズ (lac Rose、正式名称レトバ湖 lac Retba) は、セネガル共和国ダカール州にある湖。
バラ色の湖という通称として有名であり、またパリ~ダカール・ラリーのゴールとしても名高い。この潟湖は海水よりも10倍ほど塩分濃度が高く、塩の産地でもある。湖面が下がる乾季はそのバラ色が鮮やかである。(wikipediaより引用

 

実は私も最近このラックローズの存在を知ったのですが、そのキッカケはラックローズの画像があまりにも衝撃的だったからです。

 

その画像がこちらです。

 

 

 

真っピンクの湖。

この画像を見たときは本当にビックリしました。

 

そしてこの度実際にこのラックローズに行ってきました。

 

 

その時に撮った写真がこちらです。

 

 

 

 

 

本当にピンク色の湖でした。

 

湖自体もかなり大きく全体がピンク色。

「一番最初の画像の方がすごくない?」と言われてしまいそうですが、実際のラックローズは写真以上にすごかったです。

 

 

そしてこのラックローズ塩濃度がかなり濃く、かの有名な死海以上の塩濃度だそうです。

なのでこのピンクの湖で浮くこともできるということです。

 

ダカールから車で約一時間で来れるので本当に気軽に来れます。

 

是非セネガルに来た際はラックローズへ!

2013年7月よりセネガル入国の際にビザが必要になります

こんにちは。

管理人の原田です。
セネガル入国の際のビザについて変更がありました。

セネガルは日本人は入国の際に3ヶ月以内であればビザは必要ありませんでしたが、2013年7月より3ヶ月以内の滞在でもビザが必要になるとセネガル政府から発表がありました。
かなり状況が流動的であるため、セネガルに来られる際は必ずビザについて在日本セネガル大使館で確認してください。

在日本セネガル大使館の連絡先はこちら→http://www.embassyin.jp/senegal/

手続きに手間取る事も考えられる為、時間にゆとりを持って連絡する事を強くお勧めします。

セネガルの家庭料理「チェブジェン」をご紹介

セネガルの家庭料理をご紹介します。本日はセネガル料理の王道「チェブジェン」です。
チェブジェンは一般的な家庭でも日頃から食べられる、ご飯の上に魚、野菜が乗ったものです。

このように大皿になって出てきます。

チェブジェンの名前の由来は、チェブ→ライス、ジェン→魚とそのままです。
セネガルの料理の名前はこのようにシンプルなものが多いです。

大皿に乗って出て来た料理を家族みんなで囲んで食べます。



食事の時はみんなでわいわいしながら食べるのでとても楽しいものです。

今日ご紹介したチェブジェン。日本ではなかなかお目にかかることができない料理なので是非アフリカに来てご堪能あれ!

africa homestayサイト開設!


この度、アフリカのホームステイに特化したサイト、africa homestayを開設いたしました。このブログではアフリカでの日常はもちろん、どんなホームステイ先があるのか、ホームステイをしている方々の声も取り上げていきたいと思ってます。

今までホームステイと言えば、アメリカやオーストラリア、ヨーロッパが主流でしたが、今後はアフリカにホームステイに行きたい!と思ってくれる方が1人でも多く増えてくれればと思います。
もちろん若者だけでなく、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんも大歓迎!1人ではなくお友達やご家族とホームステイもOKです!

日本人が普段遠くに感じてるアフリカが少しでも近くなればいいなぁなんて思ってます。